プロボクシングの試合を管理・統括する日本ボクシングコミッション(JBC)の萩原実理事長は7日、都内で行われた実行委員会後の会見で、男性ボクサーとして復帰を目指している元WBC世界女子フライ級王者真道ゴー(35=グリーンツダ)について、7月19日の理事会で結論を出すことを明らかにした。

真道は昨年からプロテスト受験を目指しているが、JBCの結論が出ていなかった。萩原理事長は「結論はほぼ出ているので、次の理事会で出す準備をしている。倫理委員会から理事長に答申も出ている。あとはジェンダーの考え方について専門家から2つ助言をいただき、私の方から説明する。決まるかどうかは理事会の決定次第。プロテストは理事会の意見の一致をみれば確定する」と語った。

性同一性障害に悩んできた真道は17年10月に引退。性別適合手術を受けて、戸籍も男性に変えた上で、ボクシングへの情熱を失わず、21年5月に所属ジムの本石会長に男性としての復帰を直訴し、同会長も実現に向けて動いてきた。「これはジェンダーの問題なので非常に難しく、いろんな権威の方に諮問をしたり、経過を随分へています」と、萩原理事長は結論が先延ばしされている理由を説明した。【首藤正徳】