WBC世界ブリッジャー級23位で日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(29=KWORLD3)が、11戦目でプロ初黒星を喫した。

同級27位で4つの地域タイトルを獲得しているアレクサンドル・ジュル(38=ルーマニア)と対戦。但馬は左ボディーを中心に果敢に攻め込むが2回1分過ぎに左フックでダウンを奪われる。3回にも左フックで腰を落とす場面があるなど防戦一方。8回を戦い抜いたが、ジャッジ3人とも72-79の大差で判定負けを喫した。

昨年の同時期に127キロあった体重を約25キロ絞った。「動きがシャープになった」と自信を見せていたが、パンチの重さなど影響はあったのかもしれない。鼻血に両目もふさがるほど腫れた。大きなダメージで世界の壁を肌で感じた。

試合後は検査のため、病院へ直行した。

【動画】怒濤のラッシュから強烈右アッパーを浴びて但馬ミツロまさかのダウン!内山高志氏も驚き