プロボクシングWBA女子世界ミニマム級王者黒木優子(34=真正)が6月26日、東京・後楽園ホールで同級3位鈴木なな子(25=横浜光)との初防衛戦に臨むと21日、発表された。今年1月、ソ・リョギョン(韓国)との同級王座決定戦を制して王座返り咲きに成功して以来、約5カ月ぶりのリング。同日、東京ドームシティ内で両者そろって会見に出席した。王者黒木は「ヒット・アンド・アウェーで相手の顔をボコボコにしたい」と王者の風格を漂わせた。

アトム級に続く世界王座獲得となったが、約1年ぶりの世界王座返り咲ことなったソとの王座決定戦で感じていたのはパワー差。黒木は「これまでは自重トレだけでやっていたが、筋力トレもしている」と1階級上でも当たり負けない体づくりをしてきたと強調。所属ジムの山下正人会長とのコンビで「体力とパワーを身につけて戦いたい」と意気込みを示した。

一方、世界初挑戦となる鈴木は「1月ぐらいからチャンスがくるかもと聞いていたが、こんなにも早く来るなんて思っていなかった。(王者との経験差は)若さでカバーして元気にいきたいと思う」と気合十分。過去にスパーリングする話があったものの、両者の都合がつかずに1度も実戦練習さえしたことがなかったという。鈴木は「これはリングで戦う運命だったのかなと思います」と言葉に力を込めた。

興行主となる大橋ジム大橋秀行会長は「女子ボクシングの人気のカギとなる試合」と大きな期待を寄せていた。