無敗の格闘家でプロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が世界初挑戦へ、実力者の練習パートナー4人を招請した。11月24日、トヨタアリーナ東京で控える同級2位で元WBA世界同級王者の井上拓真(29=大橋)との同級王座決定戦を控えた1日、WBC米田陸スーパーバンタム級王者アルツロ・ポポカ・カルデナス(25)、WBO世界同級14位背レックス・カストロ(25)、4団体統一同級王者井上尚弥(32=大橋)の練習パートナーも務めた元WBC中米カリブ・バンタム級王者セサール・バカ(24)、18勝(13KO)無敗のアンヘル・パトロンが来日。東京・新宿区の所属ジムで対面した那須川は「4選手とも強そうですね」などと所属ジムを通じて感想を述べた。

WBC暫定、WBA正規と過去2度世界王座戴冠している前世界王者との対戦を想定し、タイプの違った4選手との実戦練習を積む那須川は「もう試合まで2カ月を切っているので、良いトレーニングでしっかり仕上げていきたいです」と意欲。週3回のペースでスパーリングを積む予定で「今回はいつもよりもしっかりとテーマを持ってスパーリングに臨みたい。量(ラウンド数)より質を上げていきたい」との方向性も示した。

ボクシング転向から2年半以上が経過し「これまでは、なんでこの動きができたんだろうっていう理解できないところもありましたが、1個1個つぶしてきた中で大分理解ができて分かってきました」と手応え。8戦目で迎えた世界初挑戦の舞台へ「迷いなく行けると思います。1回1回のスパーリングをしっかりとやって仕上げたい」と決意を示していた。