プロボクシングのバンタム級元世界ランカーで「ボーン(骨)」の愛称を持つホセ・カルデロン(22=メキシコ)が5日、来日した。11日、東京・両国国技館で、米拠点のIBF世界バンタム級5位秋次克真(28)との同級10回戦を控える。元ボクサーの弟アンヘル氏とともに日本に到着したカルデロンにとって昨年12月、WBA世界同級1位増田陸(28=帝拳)に5回負傷判定で敗れて以来、約5カ月ぶりの試合となる。

母国グアダラハラで約1カ月間の最終調整で秋次戦に備えてきたカルデロンは「普段からずっと練習している。なので試合のオファーにはすぐに応じられる」と自信の笑み。前回の増田戦の負傷判定という結果に「不本意だった。勝つつもりでリングに立ち、ラウンドを追うごとに自分のボクシングが良くなっていると感じている時だったから。前回よりも今回は集中している。自信がある。絶対に勝ちたい」と意気込んだ。

4日の公開練習で秋次が「気持ちをへし折る」と発言したことを知るとカルデロンは不敵な笑み。「それを聞いてモチベーションが上がった。もっと勝ちたくなった。私は負けない」と気合を入れ直した。勝てば増田戦で名前が消えてしまった世界ランキングに復帰することは確実なだけに秋次戦に向け、集中力を研ぎ澄ませていた。