プロボクシングWBA、WBC、WBO世界スーパーバンタム級1位中谷潤人(28=M・T)が23日、相模原市の所属ジムで練習を公開した。5月2日、東京ドームで4団体統一同級王者井上尚弥(33=大橋)に挑戦する。中学卒業後に渡米し、15歳から中谷を指導してきたルディ・エルナンデス・トレーナーは「警戒するべきは2種類のパンチ。右と左のパンチがある。これは相手にとっても自分たちにとっても同じ。どちらが当てるかで勝敗が決まると思う」とけむに巻いた。

井上のストロングポイントについて同トレーナーは「賢いところだ。スピードとパワー、その3つが武器だと思う。彼には才能がある」と敬意を表しながら口にした。

作戦面に関しても言葉を選びながら「みんながさまざまな予測をし、何が起こるのかを考えると思うが、何が起こるかは実際にリングで試合が始まってみないと分からない。そういったことも、あれだこれだと考えることはない」と淡々と話した。

ただ勝利にこだわる姿勢は強調し「勝利がすべて、ということに変わりはない。5月2日は日本人2人の最高、最強のボクサーがぶつかり合う。どちらかが勝つということに変わりないならば、自分たちが勝ちにいく気持ちで、挑んでいきたい」と言葉に力をこめていた。