第6試合で「鹿島沙希最終試合 スペシャルタッグマッチ」が行われ、26日の横浜アリーナ大会で引退セレモニーが行われる鹿島が朱里と組み、AZM&けがから限定復帰の渡辺桃と対戦。試合開始早々に鹿島とAZMが丸め込み合戦となり、鹿島が起死回生で3カウントを奪取。現役最後の試合で秒殺勝利かと思われた。

だがまったく試合に関わることができなかった朱里が「違います、違います、もう1回、もう1回」とリングサイドの岡田太郎社長に再試合を直訴。同社長は「勝って終わりなんて素晴らしくないですか?」と1度は朱里の希望を却下する構えを見せたが、朱里が「もう1回」コールをファンに要求。その熱意に押されて岡田社長も「時間無制限でもう一本やりましょう」と再試合が決定した。

勝った気でいた鹿島は絶望的な表情を見せたが、なんとか気を取り直して再試合でも奮闘。試合開始のゴングと同時にAZMが仕掛けた起死回生をはね返すと、鹿島は逆にAZMからあずみ寿司で3カウントを奪おうとした。

鹿島はその後、桃のキックを何度も浴びてフラフラに。それでも残された力をふりしぼり、終盤、桃が手にした凶器のバットをAZMが奪い取り、それを受け取った鹿島はフルスイングで桃を殴打した。

そしてAZMがパートナーだったはずの桃にダイビングフットスタンプ。朱里もバズソーキックを見舞った。そして鹿島が14分43秒、桃を起死回生で押さえ込んだ。

この日、2勝を挙げた鹿島はマイクを握ると、リングから去って行く桃に向かって「桃ちゃん、最後、戦ってくれて本当にありがとうございました」と叫んで、マットに頭をつけた。

AZMにも「最後、一緒に戦ってくれて本当にありがとうございました」と言って抱き合った。

鹿島は朱里には「一番一緒に隣で戦ってくれた朱里さん、あなたは本当に面白い人です」と感謝? を伝えて抱き合った。

鹿島は「私は今日、大好きな人たちで試合ができて本当に幸せです。もう私の残りの体力はセレモニー分しか残ってないので、今日はありがとうございました!」とラストマッチを締めくくった。