WBC世界バンタム級1位の那須川天心(28=帝拳)が、王者井上拓真(30=大橋)に3-0の判定で敗れ、世界王座獲得を逃した。

昨年11月の王座決定戦に続き、同じ相手に判定負け。4月にファン・フランシスコ・エストラーダを下してつかんだ再戦で、雪辱はならなかった。判定は114-113、116-111、116-111だった。

4回終了時の公開採点では2者が井上を支持。那須川は7回、左ストレートでダウンを奪い、ロープ際まで追い込んだが、井上を倒し切れなかった。8回終了時も2者が井上を支持し、その後も前に出て攻め続けたものの、ポイントを覆せなかった。

試合後、Xでは「天心負けてしまったけど、ダウンで見せ場を作ってくれるのが、スターという感じがした。悔しいね」「天心応援してたし、負けて残念やけど、マジでダウン取った時震えた」と惜しむ声が上がった。

プロ2敗目を喫したが、「前回の試合より力量差がだいぶ縮まったような感じだったなぁ」と成長を認める声も上がった一方で、「那須川天心はダウン取った後で仕留められなかったことが痛恨」との指摘もあった。

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