11月8日に東京・後楽園ホールで行われる東京女子プロレス『ALL RISE ’26』で、高見汐珠(19)がインターナショナル・プリンセス王者の鈴芽(27)に挑戦する。約1年ぶり2度目となる王座戦へ向け、ファッション誌『Zipper』のモデルオーディション挑戦やファンからの温かい声援を糧に「今、自分めっちゃイケイケだと思ってる」とあふれる自信を口にする。初戴冠(たいかん)への熱い思いを語った。
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-インターナショナル・プリンセス王座への挑戦は2度目になります。今、どんな気持ちですか
「『挑戦する』って自分が言っちゃった時は…こうやって(インタビューを受けている)今、『言っちゃった』って言うくらい、後から考えたら、そういう気持ちだったっていうか。もちろん、1度挑戦してからもずっとインターのベルトを狙ってはいたし、誰でもみんな狙っていると思うんですけど、でも私はその時、挑戦しようとは思ってなかったので、正直。いろんなこと…それこそ『Zipper』とか挑戦してる最中だったから、ちょっと違うかなって思ってたけど、『思っちゃったから言っちゃった』みたいな感じですね。でも自分が言いたくなったって、それが一番信じるべきものかなって。今、自分はめっちゃイケイケだと思ってるし、勢いがあるから、それを信じてそのままいったら獲れるって思ってます」
-本当にその場の勢いで?
「はい、そうですね。そんな人っているのかなって思ってます、自分でも(笑い)」
-今、「Zipper」のモデルオーディション中ですか
「そうです、オーディションを最近までやってて」
-いろんなことが一気に動いているような感じですね
「一気に、しかもどっちも自分から起こしてる波だから。結構、悩んだんですよ。Zipperの時にまず悩んで。『こんないろんなこと挑戦していいのかな? プロレスとアイドルやらせてもらってて』って思ったけど、Zipperに挑戦するって言った時に、みんなが『そういう汐珠を応援したい』『もっといろんなこと頑張ってもいいよ』みたいに言ってくれて。だから自分の勢いだけでもなくて、みんなの言葉で言えたところもあります」
-でも最近の汐珠選手の試合を見てると、やっぱりすごい自信がついてきたっていう感じを受けます
「そうですね。プロレスラーとしての自信みたいなところは(今までは)なかったかもしれなくて。普通に高見汐珠として、人としての自信は別にあったんですけど、なんか『プロレスラーです』って言ったら『えっ!?』って言われることばっかりだったから。あんまり胸張って『私はプロレスやってるんですけど』って言えなかった部分が正直あって。でも試合を重ねていくことによって…ファンの方がSNSとかで『動きめっちゃ速い』とか『すごい』って書いてくれる。自分が思ってるより上の評価をいただけてるって思うことが多くて、それで自信ついてます」
-そういう自信も踏まえて、今度のタイトルマッチはどんな戦いになりそうですか
「速いってよく言ってもらえるけど、鈴芽さんはめっちゃ速いし、『速い』プラス『強い』プラス『オーラがある』ので。その全部で勝てるわけないって、まず思ってて。でも全部勝てるわけがないからこそ、今回、私が勝負したいのは『勢い』だし、勢いは勝ってると思ってるので。汐珠のガツガツな勢いを見せて、(鈴芽も)それより上を狙って来ると思うけど、汐珠の勢いだって鈴芽さんが思ってるより先を行きます、っていう感じで。はい(笑い)」
-「イケイケドンドン、イケイケドンドン」っていうフレーズ、最近言い出してますよね
「はい。記者会見から言いました。あれはサッカーのワールドカップの実況解説で本田(圭佑)さんが言ってて、そこからちょっといただいちゃったんですけど。『自分の状況、それかも』って思いついて、言ってます。『イケイケドンドン』ハマってます(笑い)」
-初めてベルトを巻く自分を想像することはありますか
「正直、ベルトを巻いてる姿が想像できなくて。その先のことまで想像できてる方が強いのかなとか思ったりするけど、やったことないものは分かんないし。でも、めっちゃ真面目なこと言っちゃうんですけど、毎試合に対する意識がもっと上がると思うし、責任感もめっちゃ生まれるんじゃないですか。汐珠って責任感なくて、今は自由にやりたいようにやってるだけなので」
-そこが良い部分でもあると思うんですけど(笑い)
「でもベルトを巻いて、自分が見たことない世界に目を向けたいかもしれない。団体のことをもっと考えて行動したり、そういうのをやらなきゃいけない立場になると思うし、そういうのをやりたい。汐珠は今、自分のことを発信するとかは頑張ってるけど、やっぱ団体のことも背負っていきたい。なんか、ちょっと待って、かっこいい(笑い)」
-そういう気持ちが芽生えてきたからか、汐珠選手は存在感が増してきてますよね
「初めの頃は“繕ってた”っていうか。あんまり変なこと言わないでおこう、みたいな。でもプロレスやったりアイドルやったりして『普通じゃ困るな』って思って。めっちゃ強いとか、めっちゃかわいいとかがない限り、普通じゃ惹かれないんだなっていうことに気づいてから、自分のあらゆるところを、自分では嫌なところでも出していこうっていうのは思ってます」
-本当はもっとおとなしい感じですか
「本当はおとなしく見せたい感じです。初めはそう見せたかった、でも変わったっていうか。一番分かりやすいのは、初めは絶対方言を出さなかったんですよ。でも最近は、たまにだけど、ファンの人とかにも方言でしゃべったり。方言でしゃべるってことは心開いてるんですよ。なんか、素でしゃべってる感じがして。まだまだ見せてないとこ、たくさんあると思うから、まだまだみんなは見てなきゃいけないと思います、汐珠のことを(笑い)」
-あらためて、今度のタイトルマッチに向けての意気込みを教えてください
「やっぱり鈴芽さんめっちゃ強いし、ずっと防衛してるし、そんな強い先輩に挑戦するって、『大丈夫なのかな?』『自分って鈴芽さんに挑戦できる立場なのかな?』って思わなくはないんですけど、でも『汐珠なら大丈夫』っていう気持ちがあるので、自分のことを信じて、みんなのことを信じて立ち向かって。勝ってチャンピオンになれたら、もっと自信がついて、もっと勢いがついて『これからもっと世界中に東京女子を広めてやろう!』っていう気持ちになると思うし、もし負けても、その経験でたぶん新しく感じることがいろいろあると思うので、私は前向きに、超元気に、挑戦を頑張ります!」

