「初心の紺」で勝負だ! 大相撲初場所(両国国技館)は10日に初日を迎える。右手首痛を抱える大関豪栄道(29=境川)は7日、年明けでは最多となる30番の申し合い稽古を消化。大関昇進を決めた14年名古屋場所から使用していた黒色の締め込みを、初場所からは「紺色」に替え心機一転を図る。

 関取衆との稽古前、懐かしい色の締め込みで1時間近く四股を踏み、汗を流した。「ちょっとした気分転換っす」。昇進後の8場所は2桁勝利がなく、かど番を2度経験。ふがいない最近の記憶を振り払うように、関脇時代までつけていた締め込みを体にならした。

 昨年九州場所前に痛めた右手首には、テーピングを施す。5日から関取衆との稽古を再開。この日は平幕妙義龍らに29勝1敗だが、万全ではない。新年の思いは「自分が納得できる年にしたい」。まわしも気持ちも締め直して土俵に臨む。