大関豪栄道(30=境川)が2日、愛知・扶桑町の部屋で平幕妙義龍(29)らと25番の申し合い稽古を行った。

 夏場所の横綱白鵬戦で「左眼窩(がんか)内側壁骨折」を負ったが、2日前から関取衆との稽古を再開。この日は、前に出る相撲が目立ち23勝2敗と動きは悪くなく「(怖さは)ほとんどない。順調、順調」と笑顔。それでも、気を緩めることなく名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)へ向けて「まだこれからです」と気合を入れていた。