史上初の平幕優勝2度を誇る元関脇琴錦の朝日山親方(49)が、初めて審判を務めた。この日は序二段から三段目と、十両を主に担当。場内アナウンスで紹介されると「琴錦~」の声援も飛んだ。

 引退後初めての仕事を終えると「緊張感があったけど、足がしびれた。解説の時に映像では微妙に見えたところも、現場ではよく分かる。足が出たとか、はっきり見える」と振り返った。

 足のしびれは気になるようで、NHK大相撲中継の解説を最近は断っているのも膝の状態が良くないため。「今も両足がしびれてるよ」と苦笑いだった。