相撲の全国学生選手権の個人戦が4日、堺市大浜相撲場で行われ、日大の中島望主将(4年)が初優勝した。

 決勝で元林健治(近大3年)を寄り倒し、9月の全国学生個人体重別135キロ以上級に続く大学2冠とした。「他大学の人の方が実績も上。思い切っていけた」。学生横綱となり、大相撲の幕下15枚目格付け出しの資格を得た。昨年優勝の日大主将トゥルボルド(東幕下4枚目水戸龍)は角界入りしたが、中島はアマの指導者を目指す。主将として今日5日の団体戦の方が重要。「次が本番なんで、流れを作りたかったんです」とうれし泣きした。