大相撲の元大関で東前頭10枚目の照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が、東京・両国国技館で行われている初場所を休場することが16日、決定した。照ノ富士は、大関から陥落した昨年11月の九州場所を、古傷の左膝負傷の影響から1勝もできないまま途中休場。初場所も初日から2連敗しており、昨年9月の秋場所3日目以来、白星から遠ざかっている。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)はこの日、今回の休場がひざの影響ではなく、体調不良によるものだと明かした。「ひざは大丈夫。おととい(14日)から相談があって、体調が悪いと言っていた」と話し、この日午前から病院で検査していると説明した。