大相撲冬巡業が14日、沖縄・うるま市で行われ、同市出身の十両木崎海(24=木瀬)が凱旋(がいせん)した。

約5分間のぶつかり稽古では前頭碧山の胸を借り、会場を沸かせた。中学進学後は相撲留学で同市を離れたが、この日は「小学校の友達が会場でスタッフをやっていて、懐かしくてうれしかった」と笑顔。九州場所では2桁白星をマークした。

この日ともに参加した2歳上の兄、幕下美ノ海は来年の初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)での再十両が濃厚。「(兄と)一緒に盛り上げていければ」と話した。