大相撲初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が9日、両国国技館内の相撲教習所で行われた。横綱照ノ富士は、連続12番取って9勝3敗だった。最初に大関貴景勝と7番取って5勝2敗とすると、次に大関霧島に2連勝、再び貴景勝に勝った後、最後に指名した関脇大栄翔とは1勝1敗という内訳。押し相撲の貴景勝、大栄翔に勝った相撲は、右四つに組み止めて寄り切る危なげない展開が多かった。貴景勝が相撲を取ったのは照ノ富士だけで、計8番で2勝6敗だった。

初場所で綱とりの霧島は、計8番で3勝5敗と精彩を欠いた。小結高安に2連敗した際には、サポーターを施した右肘を気にするしぐさを見せていた。同じく大関豊昇龍も、全て高安に敗れて0勝3敗にとどまった。

逆に高安は大関戦6連勝を含めて連続7番取って無敗と絶好調だった。初場所が大関とりの関脇琴ノ若も、連続12番取って10勝2敗と、仕上がりの良さをアピールした。