プロ野球阪神の森下翔太外野手と、中日の上林誠知外野手が、高砂部屋の朝稽古で稽古体験を行った。
上林が、高砂部屋の十両経験者・朝志雄と知り合いという縁で実現。2人が通う野球指導施設「Rebase(リベース)」の池田則仁代表とともにTシャツ、スパッツ姿にはだしで、四股やすり足などで汗を流した。稽古の最後の股割りでは、土俵に腰下ろして開脚した状態で、力士が胸をべったりと土俵につける柔軟性に驚きの表情。同様の動きを求められると険しい表情を見せていた。
2人は稽古中、大関経験者で、この日の朝稽古時点では7戦全勝(8日目に敗れて7勝1敗)だった前頭朝乃山の迫力十分な動きも目で追っていた。2人とも大相撲を生観戦したことはないというが、森下は「相撲を体験してみて、楽しさは1日でも分かった」と、充実感に満ちた表情で話した。上林は「四股やすり足、股関節を動かすことは野球にも生きてくる」と、この日学んだ動きを、今後も継続したい考えを明かした。
股割りに苦戦した森下は「野球界でも(体は)硬い方なので、できなかったです」と、苦笑い。ただ「相撲のウオーミングアップは取り入れてみたい。股関節がいい働きをしてくれないので、悪い癖を直せるかなと思いました」と、さらなる打撃改善のヒントを得た様子だった。

