37歳のベテラン宝富士(伊勢ケ浜)が、10歳年下で十両の獅司(27=雷)を執念で寄り倒し、勝ち越しを決めた。

幕尻まで番付は2枚しかない状況で、負け越しの星数次第では十両陥落の可能性もあった。明治時代から140年以上も続く、歴代最長となる青森県出身の幕内力士輩出の歴史も背負うだけに、NHKのインタビュールームに呼ばれた宝富士は「ホッとしました。最後まであきらめなかった(のが良かった)」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。今場所については「長い相撲は取れないから早めにやろう(勝負を決めよう)と思ってます」とベテランらしく振り返った。歴代の青森県出身幕内力士のメンツも保ち「責任感を持って、しっかりやっていけたら」といい「多少はプレッシャーもあるけど尊富士も錦富士もいるから」と、同郷の弟弟子の名前を出しながら本音も吐露していた。

【大相撲秋場所全取組結果】はこちら>>