在京キー局のアナウンサー試験だと、いわゆる“記念受験”も含めて3000人ほどの人が受けます。受かるのは各局2~3人。倍率は約1000倍です。今回はどのように対策を練ればいいのかご紹介します。

- 幕張メッセで行われた「ライブ・エンターテイメントEXPO」のエイベックスブースで司会を務めた五戸です(2017年6月)
トーク編28「アナウンサー試験対策とは」~就活③~
【前回までのあらすじ】ダイエット編と並行して連載中のトーク編。アイドルやアーティストに行っているトークレッスンの内容を公開していますが、今月からアナウンサーを目指す学生に向けてのメッセージをお届け。大学3年生はそろそろ本格的に就活準備をするのがおすすめです。
「私本気です」を見せる
アナウンサーの採用試験は、エントリーも試験も一般職と分けて行う局が多いです。日程はたいていアナウンサー試験のほうが早いので、一般職の練習で受ける人も多く、そのため倍率が跳ね上がります。
まず必要な試験対策は、「本気度を見せる」こと。「私は記念受験じゃありません。本当にアナウンサーになりたいんです!」という思いをアピールしましょう。

- トークレッスンの教え子・男性5人組ダンスボーカルグループ「ハニカム.トーキョー」が主催するライブイベント『1st Honeyversary』の集合写真。五戸はMCを担当しました(2017年6月、渋谷milkywayで)
パッと目につくように
エントリーシートはなるべく目立つように、でも悪目立ちしないようにするのがポイント。「自由に自分をPRしてください」といった“自由度”が求められる書類は、絵を描いたり、色を上手に使いましょう。文章は具体的に、でも書きすぎずに、パッと見た時に見やすくするのがおすすめ。私は各項目にタイトルをつけて書いていました。
写真は、特に規定がなければ、必ずしも写真館で撮る必要はありません。カジュアル過ぎなければ私服でも大丈夫。私は近所の公園で、父に大量に撮ってもらい、その中から良さそうなものを選びました。背景が爽やかな緑のほうが目立てると思ったからです。

- 今年1月、日刊スポーツ新聞社の隣にある公園で撮った1コマです。外で撮るとリラックス出来ますね
そうだ、アナウンススクールに行こう
面接に進むと、質疑応答だけでなく、ニュース原稿を読んだり、擬似リポートをすることもあります。もっと進むとテレビ局ならカメラテスト、ラジオ局なら音声テストもあります。
この対策にはずばり、アナウンススクールに行くのがおすすめ。決して、アナウンススクールに行かないと受からないというわけではありませんが、最近は即戦力を求めている局も多いと聞くので、スクールに行くのが近道だと思います。
各局が行うスクール
アナウンススクールは在京キー局で行っているほか、私が働いていたニッポン放送などのラジオ局、さらにNHK、また東京アナウンスアカデミーなどの養成学校もあります。週1回の授業を3カ月受けるコースが多いです。私はTBSアナウンススクールに約1年、テレビ朝日アスクに約3カ月通っていました。(2カ所に行く必要はないです。私は興味があったので)

- 『1st Honeyversary』後、「ハニカム.トーキョー」のみんなと「ハイ、ポーズ」
スクールの授業料は安くはないです。ですが、中身を考えれば高くはないです。社会人になって話し方教室に通おうとするともっと高いところはたくさんあります。また、授業以外でも相談に乗ってもらえたり、エントリーシートのアドバイスをくれるところも多いです。私は親に頭を下げて通わせてもらいました。(この場を借りて…お父さんお母さんありがとう!)
夏期講習もあるんですよ
3カ月の授業料が負担な方は、夏期講習のみを受講するという手もあります。「夏期特別セミナー」といったコースです。人気で締め切りが早いところが多いので、調べてみてください。
夏期講習も難しい方は、OB・OG訪問をしたり、ガイド本『マスコミ就活読本』を読んで対策を練るという方法もあります。(次回トーク編は第29回「アナウンススクールで教わったこと」です)
本日のごのへの・ご・ろ・く
「スクールは 今でもお世話に なってます」



