米女優ジョディ・フォスター(53)が8年ぶりに来日し2日、都内で行われた監督作品「マネーモンスター」(10日公開)の試写会で舞台あいさつした。

 劇映画としては4本目の監督作品。ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツの顔合わせで、テレビ局で起きた番組ジャック事件を通じて報道とは何かを問いかける意欲作だ。「(主演の)2人とは友情の絆で結ばれていて、日本でも多いと思うけど、情報と娯楽を合わせた『インフォーテインメント番組』の矛盾点を描いたつもりです」と口調に揺るぎはない。

 5月4日にハリウッドのスター通り「ウォーク・オブ・フェーム」に名前を刻んだばかり。「女優としてではなく、監督として名前を刻まれるタイミングを待っていたの」。一方、日本のスター俳優の手形が並ぶ東京・日比谷の合歓の広場にはハリウッドの女性監督としていち早く名前を残すことになり、壇上で石こうに「手形」を取るパフォーマンスを行った。

 私生活では父親を公表しないまま生んだ2人の男子が18歳と16歳。レズビアンを公言し、一昨年に写真家の女性と同性婚している。

 「今後の活動は未定ですけど、このところ多忙だったので、子どもたちや犬とゆっくり過ごしたい」と笑顔を見せた。