黒木瞳(57)主演の東京・明治座公演「京の蛍火」(11月3~26日)の稽古場取材会が19日、都内で行われた。

 幕末の京都の船宿「寺田屋」の女主人お登勢を主人公にした舞台で、黒木は明治座では7年ぶりの座長公演となる。

 昨年は、映画監督にも初挑戦したが、宝塚歌劇出身の黒木は「舞台は育ったところなので、初心に帰って新鮮な気持ちでやりたい」。

 取材陣から今回の見どころを聞かれると、夫役で共演の筧利夫はすかさず、「見どころは黒木さんです。黒木さんを見てちょうだい」と笑いを誘った。

 黒木はカーテンコールを特別に演出する。「ちょっと、宝塚みたいなカーテンコールになります。楽しんでほしい」と話した。