綾野剛(35)主演のTBS系連続ドラマ「コウノドリ」(金曜午後10時)の8日第9話の平均視聴率が12・3%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第8話は12・9%だった。

 2年前に放送された連続ドラマの続編。出産の医療従事者と患者のヒューマンドラマで、綾野は、冷静な仕事ぶりで患者に寄り添う産婦人科医と、謎多き天才ピアニストの2つの顔を持つ鴻鳥(こうのとり)サクラを演じる。星野源や坂口健太郎など、今や主役クラスとなった豪華キャスト陣が再集結している。

 第9話は、過去2回流産をしている妊婦の篠原沙月(野波真帆)がサクラ(綾野剛)の元を訪れる。診断の結果、今回も胎児に心拍はなかった。3回目となった流産に不育症を疑う沙月。現代医学でも、まだまだわからないことが多いこの病にサクラはどう向き合うのか。一方、父・晃志郎(塩見三省)が再び倒れたと聞いた四宮(星野源)は緊急帰省する。晃志郎が診察をしていた妊婦に早剥の疑いがあり、執刀しようとする晃志郎を見かねた四宮が、代わりに緊急カイザーを行う、という内容だった。