映画「グレイテスト・ショーマン」(12月20日全米公開予定)で伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを演じているヒュー・ジャックマン(49)が、この役と引き換えにジェームズ・ボンド役を断念したことを明かした。

 ジャックマンは英サン紙のインタビューで、過去にボンド役に興味があるか?と打診されたことがあるが、役者としてのイメージが固定され、同じような役柄ばかり来るようになることを恐れ、007シリーズに主演する方向で積極的に話を進めることはしなかったと語った。

 映画「X-メン」シリーズのウォルバリン役で定評があるジャックマンだが、長い間、ミュージカルやシェークスピア劇、ドラマなどいろいろな仕事をやってみたかったという。

 「ウォルバリン役やボンド役などの強力なインパクトのある役柄ばかりを演じることで、”これこそ自分がやりたいことだ、自分はこれで有名になりたいんだ”というメッセージを業界に送ってしまうことが不安だった」と明かした。

 長年にわたり映画化の夢を温めてきた「グレイテスト・ショーマン」での演技で、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディー部門の主演男優賞候補となったジャックマン。現在、次の仕事は決まっていないようで、「次にやることを見つけるために、今はちょっとした真空状態を創っているんだ」と語った。(ニューヨーク=鹿目直子)