前衆院議員の上西小百合氏(34)がかねて交際・婚約していた50代の男性と昨年末までに破局していたことが28日、分かった。上西氏は、日刊スポーツの取材に事実関係をおおむね認めている。

 関係者によると、昨年の衆院選出馬を取りやめ、次回の衆院選出馬に向けて活動するという上西氏の今後をめぐり、男性との間で価値観や考え方の違いが出てきたことがきっかけとなったという。上西氏は結婚の意思を持っていたが、男性側が上西氏のツイッターでの「くたばれレッズ」発言やダイエットのために始めたボクシングに熱中する姿などに違和感を覚えたようだ。

 男性や家族と17年末から18年年始にかけ米ニューヨークに旅行に行く計画だったが、大みそかにAbemaTVの番組出演を受けたことが決定打になった。上西氏は取材に対し「立場上、公私のラインはないと思っている」とし、「これからも、みなさまのために公私ともに前向きにがんばっていきたい」と話した。

 男性は、経営コンサルタントで経歴詐称問題で話題となったショーン・マクアードル川上氏似で、複数の飲食店などを経営する投資家。15年3月に知り合い、同年9月ごろから交際。16年夏ごろ婚約し上西氏の支援者に「身を固めることで、より政治活動に専念できる」と、17年秋をめどに結婚すると報告していた。