韓国の14人組男性アイドルグループ、Apeaceが23日、仙台PITでライブを行った。2011年3月に東日本大震災が発生。日本で暮らす外国人の多くが出国する中、メンバーたちは「困難な時だからこそ、僕たちに出来ることがあるはず」と話し合い、同5月に日本デビューをした経緯がある。

 昼公演では、リーダーのゴンヒ(26)が「11年の時には、被災地の皆さんに何もできなかった。今日は仙台に来ることができて幸せ。少しでも、皆さんに元気になってもらえればうれしい」と話した。最新曲「どこまでも続く道を…」の歌唱前には、ワンチョル(25)が「皆さんとの絆を大切にして、これからも前に進みたい」とあいさつ。ファンと一緒に歩みを進めたいという強い思いを口にした。日本デビュー7周年記念公演を5月27日に名古屋で行うことも発表した。【松本久】