女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)19日放送第16話の平均視聴率が20・0%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、東京のリゾート開発会社が「ぎふサンバランド」テーマパーク建設計画の説明会を行った。ふくろう商店街の面々も参加した。派手なパーティー形式の説明会で、住民は強引な計画に違和感を覚える。

 一方、鈴愛(すずめ)は律(佐藤健)、菜生(奈緒)ら周囲の恋愛話に、焦りを感じる。自分が取り残されていると思っていたのだ。しかし、ついに鈴愛にも出会いが…!?。ある朝、バスを停留所で待っていると、自転車に乗った男子学生が通りかかり、カセットテープを落とす。気付いた鈴愛は、その学生を追いかけていく。