元NMB48渡辺美優紀（25）が、19日、東京・青海のZepp東京でバースデーライブを行い、2年ぶりに復帰した。

16年8月にNMBを卒業し、この日が約2年ぶりのステージ。メルヘンチックなお城をイメージしたステージから、ピンク色のドレスを着てファンの前に姿を現した。オリジナルの新曲「Milky　Land」でスタート。「大変お待たせしました。今日は私の第2の誕生日」と歌い出す曲で、復活を告げた。さらに「皆さんただいま～！　会いたかったです」とあいさつすると、2700人の大歓声が場内を包んだ。

ライブでは、オリジナルの新曲9曲を含む13曲を披露した。つんく♂（49）が作詞作曲の「WINTER　LOVE～私のYeah　Yeah～」「夕暮れセンチメンタル」や、いきものがかり水野良樹（35）作曲の「りんご麗し　実りの季節」に加えて、NMB時代の自身を歌った「わるきー」やソロデビュー曲「やさしくするよりキスをして」で沸かせた。

渡辺は「皆さんのおかげで、たくさん楽曲もいただいて、こうしてライブをすることができました。そして、何よりもファンの皆さんに本当に会いたかったです！　私の気持ち届いてますか？」。

また、充電期間となった2年間の思いをつづった“自叙伝”をファンに配布した。「会えなかった期間、きっと皆さんもいろいろな変化や楽しいこと、悲しいことあった。私もいろいろあって、その時に皆さんの支えが大きかったです。応援してもらうだけとはいかないので、私も元気を届けられるような人になりたい」と話した。

この日が誕生日で、アンコールにはバースデーソングとともにケーキで祝福された。「25歳になりました。今日までライブの日に向かってきていたので、誕生日忘れるくらいだった。こうしてお祝いしていただいて、うれしいです。みんなにこうして会えて幸せです。全部が今日につながっている気がします」と感謝。12月25日にクリスマスライブを行うことも発表した。