韓国出身の演歌歌手パク・ジュニョン(36)が22日、東京・台東区の浅草公会堂でコンサートを行った。同公会堂でライブを行うのは、今年1月にデビュー5周年記念ツアーの最終公演を行って以来、2度目。「約1000人のファンの皆さんと1つになって楽しい時間を過ごすことができました。忘れられない1日にすることができた」と感謝をしながら、約2時間のステージを完走した。

デビュー6年目の勝負曲「ブリキの玩具」が、7月のオリコン演歌・歌謡曲ランキングで4作連続となる初登場1位を獲得。現在までに5万枚を突破する人気ぶりだ。その勢いのまま、23日にはカップリング曲を「愛は腕の中」に変えた別バージョンを発売する。「切ないメロディーですが、『あなただけは 1秒ごとに 大切にしたい』と歌詞にあるように、大切な人への熱い思いを込めた歌詞です」とアピールした。

この日のステージは、母親が韓国から駆けつけて見守った。「1階だと気になって歌えないから、2階から見てもらいました」とジョーク交じりに紹介。来日したのは18日。それからの夕食は、久々に手料理を作ってもらっている。「ニンニクがたっぷりの料理で、いつもより元気いっぱいです」とうれしそうに話した。

ニンニクパワーでライブを成功させ、次の目標は全国ホールツアーを行うことだと宣言。「来年にはぜひやりたい」とデビュー7年目の目標を掲げた。