秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントのうえきやサトシ(28)が、映画「HiGH&LOW THE WORST」(久保茂昭監督、10月4日公開)に出演することが20日、分かった。

同作は、映画作品ではスピンオフ作品も含めた計5作品の累計観客動員数が450万人、興収65億円を超える「HiGH&LOW」シリーズの最新作。高橋ヒロシ氏原作の人気漫画「クローズ」「WORST」とのコラボが実現した。今回は、「HiGH&LOW」シリーズから「鬼邪高校(おやこうこう)」、「クローズ」「WORST」から鳳仙学園が登場する。

「もともと『HiGH&LOW』シリーズが大好きで、映画館で観てる側の人間でした」といううえきやは、「『WORST』もガキの頃から読ませていただき、そのコラボ映画にまさか、自分が出られるとは思いもしませんでした」と喜んだ。

既に撮影は終わっており、「鬼邪高メンバーとして参加させて頂きまして、現場ではいろいろな刺激を受けました。先輩方の芝居などアクションを間近で観て、それに加わってる自分…。これは夢か、って思う環境でした」と振り返った。「正直緊張もありましたが、監督、スタッフさんキャストさんの方々に仲良くしていただいたおかげで、濃いキャラクターが出来たと思います、髪形も特徴的にしていただきまして、かみクロワッサン、ティラノサウス、などといろいろといじっていただき、楽しい環境での撮影の日々が続き、幸せでした」と感謝した。

うえきやは17年8月にお披露目された同劇団の最年長。長身で金髪という独特の雰囲気を持ちながら、現役の植木職人という異色の劇団員だ。昨年は日本テレビ系ドラマ「マジムリ学園」やテレビ東京系ドラマ「天 天和通りの快男児」、映画「響-HIBIKI-」に出演していた。