女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の25日に放送された第74回の平均視聴率が21・4%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつのもとに十勝から小畑雪之助(安田顕)、とよ(高畑淳子)、妙子(仙道敦子)の雪次郎の家族が遠路はるばるやって来る。雪次郎が川村屋の部屋を出て行ったという。雪之助は咲太郎(岡田将生)を厳しく問い詰める。咲太郎は雪次郎の役者になりたいという夢も大事だという。そして、雪次郎が劇団の研究生に受かったことも明かす。さらに雪次郎の部屋も用意したという。雪次郎は雪之助、とよ、妙子と対面する。