15日に放送された、俳優阿部寛(55)主演の連続ドラマ「まだ結婚できない男」(火曜午後9時)第2話の平均視聴率が7・7%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。前回の11・5%より3・8ポイントダウンした。

関西地区は13・4%だった。

前作の「結婚できない男」以来、13年ぶりの人気シリーズの第2弾。阿部が演じる独身の建築家・桑野信介は偏屈で皮肉屋。趣味のクラシック音楽を大音響で聞いて、その音色に合わせて指揮棒を振りながらうっとりする。

第2話で、ある日、設計建築事務所の共同経営者の村上英治(塚本高史)が桑野のプロフィルでひそかに婚活アプリに登録したことを知った桑野(阿部)。案の定、「暇人の遊びだ」とバカにする桑野だったが、表情には出さないものの、実はどことなくアプリが気になる様子。

一方で、晴れてバツイチとなった岡野有希江(稲森いずみ)にも、桑野は不思議な胸のざわつきを感じ始めていた。さらに、隣の部屋から聞こえてきた戸波早紀(深川麻衣)の話し声から、桑野は早紀がひどく自分勝手な男と付き合っていると思い込む。

そんななか、削除し損ねた婚活アプリには、桑野のプロフィルを見た女性から、たくさんのメールが届いていた。その中で「一人に疲れました」と哀愁漂うメールを送ってきた、ヨガのインストラクターの女性に心を奪われる桑野。こっそりやりとりしていたが、しばらくすると、その事実は事務所のスタッフや、英治が仕事を依頼した弁護士の吉山まどか(吉田羊)、有希江の知るところに。一同は、口をそろえて一度会ってみるよう桑野にすすめるのだった。

数日後、桑野の異変を察知した英治たちは、桑野が例の女性と会う約束をしていることに気付く。ホテルのラウンジで、緊張した面持ちで相手を待つ桑野を物陰から見守っていた英治は、その状況をまどかに逐一報告。そこへ、女性が現れた。