稲垣吾郎(46)がNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)に出演することが22日、同局から発表された。31年ぶりの朝ドラ出演となる。物語終盤を盛り上げる重要な役柄で、3月上旬から登場するという。

稲垣が演じるのは、戸田恵梨香(31)演じるヒロイン川原喜美子が病院で知り合う医師・大崎茂義。息子の武志が病気になった際の主治医。穏やかで親しみやすく、武志と、その母・喜美子を精神的にも支えていく存在だ。

稲垣が連続テレビ小説に出演するのは1989年の「青春家族」以来。地上波ドラマの出演は2017年1月のテレビ朝日系「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」以来となる。稲垣は「連続テレビ小説への出演は1989年の『青春家族』に出演して以来、約30年ぶりとなりますので大変感慨深いものがあります」とした上で「喜美子と息子・武志の支えとなる医師をしっかり演じていきたいと思います」と語っている。

同ドラマの制作統括の内田ゆき氏は「ヒロイン・喜美子にとって、息子の病気というこれまでにない苦難に、ともに立ち向かってくれる医師は、物語終盤のとても大切な役どころです。医師としての信頼とともに、少し型破りなところも感じさせる個性的な人物。柔らかさと強さをもって演じていただければ」と、稲垣の出演に期待を込めた。