乃木坂46の齋藤飛鳥(21)山下美月(20)梅澤美波(21)が出演する映画「映像研には手を出すな!」(5月15日公開、英勉監督)のロケを取材した。主演の齋藤は、後輩の山下と梅澤に対する信頼を口にしていた。

齋藤は1期生、山下と梅澤は3期生。同世代ではあるが、撮影開始前は話す機会が多くはなかったという。それでも、地方ロケなどを含めた3カ月以上にわたる過酷なロケを終えると、映画の現場だけでなく、乃木坂46全体での仕事中にも話すようになったという。

山下と梅澤の共通点は、若手の中でも比較的「大人」なメンバーということだろう。齋藤は「ヤマ(山下)もウメ(梅澤)も、空気の読める察しのいい人だから、すごくやりやすいです」と感謝していた。

山下は「CanCam」、梅澤は「with」と、ともにファッション誌で専属モデルを務める。タイプは違うがともに整った顔立ちで、男性だけではなく女性ファンも多い。昨年11月に行われた乃木坂46の3・4期生ライブでは、どちらもMCなどのまとめ役を務めて活躍していた。

乃木坂46では今年1月に絶対的エース白石麻衣(27)が卒業を発表した。引退した橋本奈々未さん(27)や女優などで活躍する深川麻衣(28)や衛藤美彩(27)ら、「きれいなお姉さん」タイプのメンバーが次々とグループから去っている。女性にも高い人気を誇る乃木坂46を築き上げた功労者たちだ。

もちろん、他の若手にも「きれいなお姉さん」系のメンバーはいる。世代交代が進む中で、特に「大人」な山下と梅澤にかかる期待は大きそうだ。