23日に亡くなった女子プロレスラーの木村花さん(享年22)と恋愛リアリティー番組「テラスハウス」で共演していた水越愛華さん(えみか=22)が24日、インスタグラムを更新した。水越さんは木村さんの死去当日にSNSで木村さんの異変を察し、自宅を訪れていたことなどを明かした。

水越さんは「あの日の夜中、たまたま遅くまで起きていて 彼女がストーリーを更新していて 何気なくDMを送りました」とし、「彼女からの返信はいつもと様子が違くて、途中から返信も来なくなって、気になってTwitterの投稿を見て異変に気づき、すぐに自宅を飛び出し彼女の家に向かいました」と当夜の様子を詳細につづった。

駆けつけたものの、木村さんはすでに自宅におらず「病院に着いたら、変わり果てた彼女が居ました」。また「向かっている最中、私はどこかで生きてるだろうと思い込んでいました。そして、何事もなかったとしても抱きしめようと思っていました。“あなたが、こういう状況になったらいつでも駆けつける仲間がいるんだよ”って、“あなたが自分に傷を付けてもいいのはリングの上だけだよ”って伝えようと思っていました」。

同番組への出演に関し、木村さんはネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けていたが「“テレビに出てるから仕方ない”“傷つくくらいなら出るな”“死ね”“出て行け” 沢山言われました」と自身も同様の攻撃にあったとし、「いわゆる有名な人には何を言ってもいい、そんな風潮を払拭しなければいけません」と強く訴えた。

木村さんには「プロレスの試合中のあなたはほんとうにかっこよかった。でも、恋愛をしている姿は本当に可愛かった。もう、あなたに会えないと思うと辛くてたまりません」とメッセージを伝え、「どうか、どうか安らかに眠ってください。ゆっくり、休んでね。もうあなたを傷付ける人はいないよ。出会ってくれて、ありがとう。助けられなくて、ごめんなさい」と悼んだ。

また、インスタグラムのストーリー機能には木村さんとの思い出の写真が公開されており、「つらいなあ。つらくてたまらない」とコメント。「本当に仲が良かったの」との質問には、「そう思いますよね。だって配信では仲良いところ全然映ってなかったですもんね」と応じた。番組内で言い合いをした後も、2人で食事や外出をともにしていたといい「画面に映ってるところなんてほんの一部なんだよ」。また「でも多くの人はあの映像が全てだと思うでしょ? またそこで弁解なんてしたら誹謗中傷される事なんて目に見えてる。言いたいのに怖くてずっと言えなかった」とつづった。