全米より1週間早く、日本で12月18日に公開されるアクション映画「ワンダーウーマン 1984」の配信ファンイベントが23日、都内で行われた。

歌舞伎俳優尾上松也(35)と、タレントLiLiCo(50)純烈の小田井涼平(49)夫妻が出席した。

物語は米国ワシントンD.C.のスミソニアン博物館で働く考古学者ダイアナ(ガル・ガドット=35)が、最強戦士ワンダーウーマンとして陰謀による人類の滅亡を止めるために闘うヒーローアクション。

松也と小田井はアメリカンヒーローものの熱烈なファン。LiLiCoが「松也さんとうちの主人はフィギュアとか詳しい。今日は、私は主人のバーターかな」と言うと、小田井は「訂正します。私がLiLiCoのバーターです」と笑わせた。

予告編を見た小田井は「単純に予告映像がずるい。ちょい見せされると、どんどん期待値が上がる。ゾクゾクしています」。6月に公開予定だったが、新型コロナウイルの影響で延期になり、結果的に全米より1週間早い公開となった。小田井は「うれしいを通り越して、責任を感じます。先に見たものの感想を期待されている。このコロナ渦で日本が信頼されている証拠だと思う、責任重大。皆さんの興味をそそるように世界発信していきたい」と話した。

ヒーロー映画について松也は「単純に言うと、映画館に行って作品を見ている時は童心に帰れる。ワンダーウーマンの良さは無敵の強さの中にあふれる人間性。感情を身近に感じることができるのが魅力的に思う」。LiLiCoは「気持ちがいいんですよね、ヒーロー映画を見ていると。現実的にはそうはいかないんだけど、その気になるのが気持ちいい。ヒーローって、自分の中の何かとも闘っている。悪役だけじゃなく、自分の過去だったり、家族だったり、そこが大人もはまれるところだと思う」と話した。

ワンダーウーマンは金色の究極のよろい「ゴールドアーマー」を身に付けて戦う。松也は「このきれいなゴールドアーマーが、戦いでどう傷つくかもたまらない。ゴールドアーマーの等身大フィギュアを持って帰りたいです」。小田井は「戦いで傷ついたダメージバージョンのフィギュアもたまらない。ゴールドアーマーの羽が開く瞬間に、僕は拝んでしまうかもしれないです」と話した。

途中からワンダーウーマンの吹き替えを担当する声優の甲斐田裕子(40)も登場。「ワンダーウーマンの魅力を損なわないように演じることを心掛けております。伸びて、伸びて、伸びて、これだけ待った。年内に皆さんに見てもらえてうれしい」と話した