NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の1日に放送された第2話の平均視聴率が17・2%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回放送の視聴率は18・8%だった。 

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、父テルヲ(トータス松本)が新しい母親の栗子(宮澤エマ)を連れて帰ってきた。これからは小学校に通えると喜んだ千代だったが、栗子はテルヲ以上に朝寝坊、昼間は三味線を弾いているだけで家事もせず、弟ヨシヲの面倒も見なかった。さらに千代が弟ヨシヲのために学校から持ち帰った大切なおはぎを横取りする始末。これをきっかけに対立を深めていった。その夜、栗子がいなくなりテルヲは血相を変えて家を飛び出していった。