俳優内博貴(34)が主演舞台「ドクター・ブルー~いのちの距離~」(来年1月23日開演、KAAT 神奈川芸術劇場)の制作発表会見を行った。関西ジャニーズJr.の室龍太(31)、松下優也(30)吉倉あおい(26)らも出席。

同作は突如として猛威を振るい始めた未知の感染症に挑む感染医や若手医師の奮闘などを描いた医療ヒューマンストーリー。

全員がマスクで登場し、フォトセッションを含めて最後まで着用したまま。内は「不思議な感覚です。(顔を)見られるのがあまり好きじゃないのでちょうどいいです」と笑った。医者役は初めてといい「チャレンジになる役どころ。いろんなことを勉強して研究して吸収して稽古に挑めたら」と意気込んだ。医療現場が舞台ということでマスク姿のシーンも「あるかもしれないですね」と明かした。

同じく医者役を演じる松下は、先日、防護服を着用する機会があったといい「意外と悪くない。動きづらさはそこまでなかったです」と振り返った。

室は「お笑いが大好きで看護師さんから大人気の役です。医療に向き合って行けたら」と話した。

特別出演する高島礼子(56)は免疫力アップのためによく笑うようにしているといい「3人(内、松下、室)がとても笑わせてくれる。これは感染しないなって思いました」と笑顔。「メンズ3人がコントをしています。つっこみをぼけと仲良く。均等にぼけとつっこみを演じていました」と早くもうち解けている様子だった。

世界的な音楽家役で特別出演する麻実れい(70)は「印刷ミスだと思うんですね。『界』を『間』に。『世間的な』にしていただきたい」と笑わせ、「せっかくみなさんが作り上げたものを一声発してそれで全部ぽしゃっては大変な責任を感じてしまいますので頑張っていきたい」と謙虚に語った。