3日に謝罪会見を行ったお笑いコンビ、アンジャッシュ渡部建(48)がMCから降板したTBS系「王様のブランチ」(土曜午前9時30分)が5日、放送された。佐藤栞里(30)が正式に単独MCとなってからは初めての放送。

17年4月より渡部と佐藤が2人でMCを務めてきた同番組。今年6月に女性との不倫スキャンダルを報じられてから渡部は番組出演を見合わせていたが、1日までに降板が発表されていた。

この日は準レギュラーでもある渡部の相方・児嶋一哉(48)が出演。オープニングでアップで映ると自分を指さして「おれ? おれ?」というような口の動きをみせた。

さらに、オリエンタルラジオの藤森慎吾(37)から「今年も色々ありましたけど、どうでした児嶋さん今年を振り返って」と振られると「今年俺的には特に何もなかった」ととぼけた。

共演者から「あったんだよ!」と突っ込まれ児嶋は「なんかあったかな。会見? 会見のこと?」と笑わせた。

番組前半には注目のエンタメ紹介コーナーで渡部の謝罪会見を扱った。ランキング形式の中で1位として発表。児嶋について言及する渡部の会見の模様が流れた。スタジオでは児嶋は「あのバカたれがお騒がせしてご迷惑お掛けしております。すみません」と謝罪。「ただアンジャッシュ的にはちょっとまだ当分共演的な感じではないかなっていう。今のところ何も決まっていないです」と明かした。

児嶋のコメントに共演者はマスクを着用して下を向いて無言を貫くという対応をみせ、児嶋が「何でマスクしてんだよ! 何でマスクして下を向いているんだ! なんか言え!」と叫んで笑いを誘った

約半年前、渡部の活動自粛直後の放送で佐藤は「今回からこのようなメンバーでお送りすることになってしまいましたが、これからも『ブランチ』は楽しい情報をお届けする番組です。今週も、テレビをご覧の皆さんが笑顔になれる番組にしたいと思っています」と涙を流しながらあいさつしていた。

その後、渡部の自粛中は佐藤が1人でMCを務めていたが、今後もその体制を継続する。

同局は渡部の降板について「これまでの一連の経緯をふまえまして所属事務所と話し合いをしておりまして、降板が決まりました」と説明していた。