米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは15日、第93回アカデミー賞のノミネートを発表した。前回、外国映画として史上初の作品賞に加え監督賞、国際映画賞、脚本賞の4冠に輝いた「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)に続き、米国にやってきた韓国の移民家族を描いた「ミナリ」(リー・アイザック・チョン監督、19日公開)が作品賞、監督賞など6部門にノミネートされた。

ノミネートされた部門数は同じ6だが、「パラサイト」がノミネートされなかった俳優部門にノミネートされたことが目を引く。主演男優賞にスティーブン・ユアン、助演女優賞にユン・ヨジョンがノミネートされた。

最多ノミネートは、Netflixで配信中の米映画「マンク」。作品賞、デビッド・フィンチャー監督の監督賞、ゲイリー・オールドマンの主演男優賞、アマンダ・セイフライドの助演女優賞など10部門にノミネートされた。

「ミナリ」のほか米映画「ノマドランド」(クロエ・ジャオ監督)、英仏合作映画「ファーザー」、米映画「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」、米映画「シカゴ7裁判」が6部門で続いた。米映画「ジューダス・アンド・ザ・ブラック・メサイア」(原題)は、助演男優賞に英俳優ダニエル・カルーヤと米俳優ラキース・スタンフィールドがダブルノミネートされ5部門で6つノミネートされた。