昨年10月に道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、不起訴となった俳優の伊藤健太郎(23)が1日、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)にVTRインタビューで事故後、テレビ初出演した。

留置所での生活は「基本的は本当に何もない、トイレと手洗い場があってあと何もないコンクリートの部屋」と振り返り、食事も食べなかったという。

心境としては「このあとどうなっていくのかな、牢屋(ろうや)の中で自分のこと保っていられるかな。周りにいてくれる人達のこととかいろいろ考えていましたね。あまり寝ることは出来なかったですね」と明かした。

送検される際は「見えてはいたんですけど、みえていないんというか。脳みその中に入ってきていないというか。見えているけど見えていないというか…」とぼうぜんとしていたという。

釈放時については「こういうお仕事させていただいていたので大勢の人の前に立つことは何度もあったんですけど、怖かったですね。あの湾岸署の自動ドアを出るのが怖かったです」と声を絞り出した。