ミュージカル俳優山崎育三郎(35)が10日、第103回全国高校野球選手権大会の開会式で、大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱し、「僕の中で、今日『エール』が完結した気がします」と思いをつづった。

山崎はインスタグラムで、この日の開会式で大会歌の独唱を行ったことを報告。「今日は、甲子園を見つめながら様々な思いが溢れてきました。甲子園に憧れ毎日練習に励んだ小学生の頃、ミュージカルの世界で生きていく事を決め野球選手の道を諦めた日のこと、高校球児だった弟のこと、エールで裕一に向かって歌ったこと、コロナの影響で昨年の甲子園に出場出来なかった球児達の想い、目の前にいる甲子園球児達、そして今もまだ続くコロナ禍で戦う全ての方。『栄冠は君に輝く』心を込めて歌わせて頂きました」とつづった。

自身が出演した昨年放送のNHK連続テレビ小説「エール」でも同大会歌を披露して話題となった。「僕の中で、今日『エール』が完結した気がします」と、しみじみ。「このような素晴らしい機会を与えて頂き感謝しています。また一つ、忘れることの出来ない時間が出来ました。ありがとうございました」と感謝し、「甲子園に出場する球児達を、みんなで応援しましょうね!!」と呼びかけた。