アフガニスタンのサハラ・カリミ監督が7日、都内で行われた映画「明日になれば~アフガニスタン、女たちの決断~」の公開記念舞台あいさつにオンラインで出席し、日本での映画上演の意義を語った。

同国カブールに生きる3人の女性の生活がオムニバス形式で描かれる。

アフガニスタン映画機構初の女性会長を務めたカリミ監督はこの日、イタリア・ローマからリモートで登場。「日本で上演できる機会にめぐまれて大変うれしく思います」と喜んだ。これまでの日本政府や人々によるアフガニスタンへの支援に感謝していることを明かし、「現在、アフガンで何が起きているのか。タリバン政権が権力を掌握していますが、目を閉じないで、無視せずに今まで達成してきたさまざまなものを見捨てないでサポートしていただきたいし、アフガン情勢に共感をしてもらえれば」と呼びかけた。

映画製作に際して「どんな国、どんな人であっても物語を語るのが大事」という信念をもっているという。「アフガニスタンについての映画は、ステレオタイプが多い。妊娠堕胎についてのようなみせられていない部分もあった。自分は物語を語る機会に恵まれたので、自分の義務だと思いました」と使命感を示した。

映画はアフガニスタン国内で撮影し、俳優もアフガニスタン人が務めた。「新しいものをみせられればと思いました」とアピールした。

司会は俳優の南圭介が務めた。