アフガニスタンのサハラ・カリミ監督が7日、都内で行われた映画「明日になれば~アフガニスタン、女たちの決断~」の公開記念舞台あいさつにオンラインで出席し、自身が難民として受け入れてもらった経験のあるウクライナについて語った。
アフガニスタン映画機構初の女性会長を務めたカリミ監督は、イスラム原理主義組織タリバンにカブールが制圧された際に、ウクライナに難民として受け入れられた。現在ウクライナはロシアからの侵攻が続くが「私の映画がウクライナに少しでも助けを与えることができてうれしく思います。なぜならば、助けてくれたのはウクライナの大統領をはじめとする政府の飛行機だからです。感謝、恩返しが少しでもできればと思います」と思いをはせた。
自身の経験から「(戦争中)女性や子どもが生き延びるのは大変難しいことです。ぜひみなさんには、人々の命、夢が生きながらえることができるように手助けしていただければ」と呼びかけた。
ペルシャ語で「水一滴ずつであっても集まれば海になる」という趣旨のことわざを紹介し「誰かの人生をそれによって変えることができるかもしれない。小さな力も大きな力に変わることがあります。苦労している人たちには必要なことです」と話した。
同作は、同国カブールに生きる3人の女性の生活がオムニバス形式で描かれる。司会は俳優の南圭介が務めた。



