関ジャニ∞安田章大(37)が、舞台「閃光ばなし」(9月26日からロームシアター京都、10月8日から東京建物BrilliaHALL)に主演することが17日、明らかになった。女優黒木華(32)と初共演し、不条理の中の正義を模索する兄妹の物語を描く。

昭和の高度経済成長期の東京が舞台。町を分断した巨大な用水路・新中川の周辺で自転車屋を営む佐竹是政(安田)と妹の政子(黒木)が立ち上がり、住民たちのために渡し船に代わる商売を始め、後先考えず権力に立ち向かっていく。安田は17年の「俺節」、19年の「忘れてもらえないの歌」に続いて、劇作家の福田充則氏と主演舞台3作目のタッグとなり、今作で「昭和3部作」が完結となるという。片桐仁(48)佐藤B作(73)らも出演する。

安田は「黒木華さんには静かな燃える闘志を感じます。一瞬で火をつけることもできれば、消すこともできる、赤い炎をともすこともできれば、青い炎をともすこともできる」と説明。「そんな彼女となら、芝居の中で面白く暴れられるんじゃないかなとワクワクしています」と期待を寄せた。一方の黒木も「安田さんは『なんでもどんと来い』といった印象で、この兄妹の関係がどんなふうに描かれるとしても、信頼を持って演じられそうな気がします」とコメントした。