さだまさし(70)が1日、横浜・緑山スタジオで、有村架純(29)中村倫也(35)がダブル主演するTBS系連続ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(8日スタート、金曜午後10時)の制作会見に出席した。

同作は、司法試験に4度落ちた東大卒のパラリーガル・石子(有村)と、1度で司法試験に合格した高卒弁護士・羽男(中村)のコンビが珍トラブルに挑む物語。

さだは、有村の父親役で、2人が働く「潮法律事務所」の所長・潮綿郎役を演じる。「石子のパパ役なので、全国の石子ファン、有村ファンには、叱られますね。すでに仲間に叱られていますから。『ふざけんなー、お前』って。『有村架純の父親だ? お前』っていわれた。『へへー』っていっておいた。今日は娘にあんまりしゃべんなっていわれている」とあいさつして笑わせた。

民放連ドラの出演は、03年のTBS系「末っ子長男姉三人」以来、19年ぶり。民放連ドラレギュラー出演は、初となる。「若いエネルギーが充満しているから、すごくテンポ感がいいし元気ですよね。ぼくらみたいなのばっかりだとダラダラ。みんなキビキビして気持ちがいい。役者さんってすごいな」と感心した。

続けて「それと美術さんすごいね。これ全部セットでしょ。潮綿郎の千社札まで作って、自分のデスクに張ってある。これちょうだいって言いたい。潮法律事務所のティッシュまで作っている。たぶん配るんだろうね、どこかでそういうシーンがあるんだろうね、感動したもん。郵便物までちゃんと作ってある。撮影隊もキビキビしているしねー」とスタッフ陣の仕事ぶりにも目を丸くしていた。

有村、中村、赤楚衛二、おいでやす小田も出席した。