NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の4日に放送された第61話の平均世帯視聴率が14・5%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は8・2%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は、オーナーの房子(原田美枝子)とお酒を交わすうちに、和彦(宮沢氷魚)のことが好きだということを知った。心ここにあらずの暢子は、仕事で失敗ばかり。心配した二ツ橋(高嶋政伸)は暢子に自身?の経験を話し、「恋の悩みを料理にすることで、成長を遂げた。悩みがあるなら、それを原動力にして下さい」と助言した。その頃、愛(飯豊まりえ)は親の期待を裏切りたくない結婚と記者としての仕事のことで悩んでいた。和彦に相談しても「何も決めないし、行動もしない。決断は任せる。それは逃げてるのと同じじゃない。正式にプロポーズもされていない私だけで、話を進めないといけないの」と2人の関係が少しずつ変化が起こり始めていた。そんな時、フォンターナでは3通の退職届が厨房に置かれていた。営業することができないと考えた二ツ橋は休業することを提案。しかし房子は「店は休みません。私が厨房に入ります」と言って、営業を続けることになった。