竹内涼真が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9時)の第2話が14日に放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区、速報値)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・8%だった。

自身を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に報復を誓った宮部新(竹内)が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開店、店のスタッフと共に飲食業界のトップを目指す物語。韓国で大ブームとなり日本でも話題を呼んだ「梨泰院クラス」のリメーク作品。

第2話は…。

長屋茂の長男・龍河(早乙女太一)への殺人未遂で服役した宮部のもとへ、楠木優香(新木優子)が面会にやってくる。宮部は服役中に長屋の自叙伝を読み始め、自分も飲食店を始めたくなったと伝える。優香から「復讐(ふくしゅう)ってこと?」と思いがけず聞かれた宮部は、その言葉に心が満たされるような感覚を覚える。そして「復讐」という人生の目標を見つけることに。

やがて、出所した宮部は、手紙で優香がアルバイトをしていると言っていた六本木を訪れる。ちょうどその日は夏祭りのイベントが開催されており、にぎわいに圧倒される中、2人は偶然の再会をはたす。お互いの近況を語り合う中、間もなく大学を卒業する優香は、長屋ホールディングスに就職すると伝える。一方の宮部は、長屋を超えるために7年後、この六本木に店を出すことに決めたと宣言! 家賃が高く、競合も多い六本木への出店という現実的ではない夢に、半信半疑の優香だったが…。

そして7年後の2017。宮部は宣言通り、六本木に自分の居酒屋「二代目みやべ」をオープンした。初日を迎え、調理室担当の綾瀬りく(さとうほなみ)とホール担当の内山亮太(中尾明慶)と共に気合を入れる宮部だったが、客は一向に入らず…。

同じ頃、高校生でSNSのフォロワー数70万人のインフルエンサー麻宮葵(平手友梨奈)は、クラスで起きたいじめの様子を自身のアカウントに生配信する。いじめを行っていた生徒の母親は大激怒。呼び出された麻宮が、その母親からたたかれそうになっていたところを偶然出くわした宮部が止めに入る。すると、その隙に今度は麻宮が相手の母親に一発お見舞いして逃げてしまった。