15日に放送された女優波瑠(31)主演のフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時)第5話世帯視聴率が16日、6・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と分かった。初回から7・4%、6・7%、6・7%、6・2%だった。

個人視聴率は3・4%。初回から4・1%、3・8%、3・7%、3・5%だった。

住まいに新たな価値を創り出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮祥太朗(29)演じるシングルファーザーの福山玄之介が福山家が経営する「まるふく工務店」の営業職のコンビとなり奮闘する。

第5話で、福山家の長男・玄之介のもとに、元妻・雪乃と駆け落ちした次男の寅之介から1通のメールが届く。玄之介を裏切った罪悪感からか、雪乃の精神状態が不安定だという。あまりにぶしつけな内容に無視を決め込む玄之介だったが、やがて寅之介は会って話したいと言い出す。

時を同じくしてまるふく工務店には、70歳で1人暮らしの鎌田武彦(岩松了)から、防犯リフォームの依頼が入る。数日前、侵入した泥棒を追い払った武勇伝を喜々として話す鎌田に対し、玄之介は鍵のつけ替えや防犯ガラスへの交換など、あらゆる防犯対策を進言。すっかり営業らしくなった息子の成長に蔵之介(遠藤憲一)は喜び、玄之介が自分に追いつきたくて猛勉強していると知った小梅もまた、不覚にも、ほんの少しときめいてしまう。

ところが、万事うまくいっていたまるふく工務店に突然、寅之介がやって来る。父親の蔵之介は激怒し、三男の竜之介(吉野北人)も不快感をあらわにする。だが、肝心の玄之介は妻をとられた怒りをぶつけるどころか意外な反応を見せ、そのあまりのお人よしぶりに、小梅はあきれる。

しばらくして、鎌田家の防犯リフォームが正式に決まるが、そこへ、鎌田の娘・多田深雪(村川絵梨)が乗り込んできて、契約のクーリングオフを申し出る。聞けば、家は売却し、鎌田は娘夫婦と暮らす予定だという。

しかし、鎌田本人はそれを頑として受け入れず、父と娘は激しい言い争いに。そこへ、深雪が呼んだ不動産会社が家の査定にやって来る。しかし、玄関に立っていたのは思わぬ人物だった。