元プロ野球選手の久慈照嘉さん(53)を父に持つ女優久慈愛(17)が22日、都内で、第95回記念選抜高等学校野球大会(センバツ)の「応援イメージキャラクター」に就任した。同大会の「応援ポスター」のキャラクターに起用されたことが発表された。
阪神や中日で活躍した父に、イメージキャラクター就任を報告すると、涙を流して喜ばれたという。「お父さんのひと言は『考えられない』でしたね。自分が立っていた場所だったので、そこに愛が3月立つっていうのがまだ実感わかないわ~って」と振り返った。
父は東海大甲府時代に3度甲子園出場経験があり、現役引退後も昨年まで阪神でコーチを務めるなど、甲子園には縁が深い。「お父さんが高校生の時に甲子園に出ていました。自分がその時と同じようにではないけど、甲子園球場に立てるのも未知の世界で、それが現役高校生として高校球児を見守れるのはすごくうれしいです」と、立場こそ違うものの同じ舞台に立つことを想像し、感慨深げだった。
会見の最後には、キャッチボールも披露。大きく振りかぶる豪快で美しいワインドアップで、スタッフを相手に約40球投げ込み、報道陣をわかせた。フォームは父直伝。野球経験はないが、この日のために毎日2人でキャッチボールをして臨んだという。
「見よう見まねがすごく得意で、パパがやるのをみて覚えた。握り方は全部教えてもらいました。Cの逆バージョンの縫い目を持つんだよって。振りかぶるっていうのは、私がやりたいって言って。(父が)形を見せてくれて。(リリースの)手がここで終わっているとか言い出したらきりがないというか…(笑い)」
体育の成績は常に「5」で、50メートル走のタイムは昨年4月の時点で7・4秒と父譲りの運動神経を誇る。練習では、コントロールに難があったというが「カメラが大勢いると思うから、とにかくカメラを壊すことだけはするな。それだけはやめてくれ」と声をかけられたというが、「ちょっと変な方向行くとかは笑っておこうよ。あとはかたくならず、楽しんで投げておいでって言ってくれました」とアドバイスを明かした。自己採点は100点。「練習の時より全然うまくできちゃった」と度胸満点だった。
照嘉さんは91年に阪神入り。98年から中日で活躍し、03年に阪神に復帰した。09年から13年まで阪神の守備走塁コーチを務め、退団を経て16年から再び阪神コーチに。昨年10月、退団が発表された。
◆久慈愛(くじ・あい)2005年(平17)10月9日、兵庫生まれ。17年にミュージカル「アニー」にテシー役で出演。「ミズノ」のウェブ広告や、「エディオン」の「Windows11公式パートナーショップ」のウェブ広告に出演歴がある。特技はダンスで、ジャズ、コンテンポラリーダンス、ヒップホップと幅広い。155センチ、血液型B。



