女優河合優実(22)が23日、都内で初主演映画「少女は卒業しない」の初日舞台あいさつに出席した。

「桐島、部活やめるってよ」などの直木賞作家朝井リョウ氏(33)の同名連作短編小説の映画化。4人の女子高生の卒業式の前日からの2日間を描いている。

河合は卒業生代表として答辞を読む料理部部長を演じている。「今日、ここに来る間に、初主演で初日を迎えるのは人生で今日1日だけなんだと思いました。ここから見える方、1人ずつにありがとうと伝えたいです」と笑顔を見せた。

物語は4人の少女、そしてその周囲の人間模様も描く。「群像劇で、出ずっぱりの主演じゃないので、気負わずにいこうと思っていました。でも、やってみると違いました。いつもより勇気を出して、踏み出してみようと思ってやりました」と振り返った。

中川駿監督(35)は「河合さんとは芝居単位ではなく、作品全体のいろいろな話をさせてもらいました。コミュニケーションがうまくいったと思います」と話した。

東京の大学への進学を決めているバスケ部部長役の小野莉奈(22)は「現場で段取りを決めている段階で、役の気持ちになって動いたり、セリフを言ったのを中川監督が拾ってくれました」。

軽音楽部部長役の小宮山莉渚(17)は現役の高校生。「高校生を演じていても、実際は20歳以上の方が多かったので、現場の雰囲気を学生っぽくしようと思いました。役柄のしっかり者のところと、自分自身の明るさの組み立てに苦労しました」。

クラスになじめずに図書室へ通う役の中井友望(23)は「私自身も、作品と同じように学校が苦手でした。青春がしっくりと来ないんだけど、キラキラと見えてしまう。役柄と重ね合わせていました。私は図書室にはいってなかったけど、図書室っていいなと思いました」と笑った。